第6回全国大会 (2010年)
- 開催日:2010年12月4日(土)
- 大会会場:大阪大学大学院言語文化研究科言語文化専攻2階大会議室(豊中キャンパス) アクセス
- 総合司会:田代 真(国士舘大学教授)
- 開会の辞(9:45) 山本佳樹(大阪大学大学院准教授)
- 研究発表(9:45‐12:40) 口頭発表各25分/質疑応答各10分
- 第1セッション(9:45‐10:55) 司会:山本佳樹(大阪大学大学院准教授)
- 「ドキュメンタリーとフィクションの狭間で ― 英国映画の一特徴としてのソーシャルリアリズム」
木村めぐみ(名古屋大学大学院博士後期課程)要旨 - 「スウィフト社製産業映画“Carving Magic”(1959年)を読み解く ― 50年代アメリカ中産階級にとっての食肉」
岡田尚文(学習院大学大学院博士後期課程)要旨
- 第2セッション(10:55‐12:40) 司会:吉村いづみ(名古屋文化短期大学教授)
- 「大河内伝次郎『沓掛時次郎』の境界性 ― 1929年のメロドラマ的想像力」
羽鳥隆英(早稲田大学演劇博物館GCOE研究生/京都造形芸術大学非常勤講師)要旨 - 「形と音の新たな融合 ― 『発聲映画第一回公開種目』(1927)をめぐる一考察」
大傍正規(早稲田大学演劇博物館GCOE研究助手) 要旨 - “Germaine Dulac and her Feminism in black and white”
ドウプラド・ヤニック(名古屋外国語大学フランス語学科招聘講師)要旨
- 昼食(12:40‐13:40)
- シンポジウム(13:40‐15:30)
- 「日本映画を教えること ― その現状と課題」
- 現在多くの高等教育機関において、日本映画や日本映画史に関する講座やゼミが開設されているが、日本映画を学生に教える際の問題点や課題はこれまで共有されることなく、それぞれの教育者が独自に解決策を模索しているのが現状である。本シンポジウムでは、大学等における日本映画の教育の現状を俯瞰し、カリキュラム、教科書、映像素材等、さまざまな課題について議論してゆく。
- 時間配分:司会者挨拶と問題提起15分をうけて、各パネリストによる一人20分、合計60分間のプレゼンテーション。最後に、パネリスト三者とフロアとの間で35分間の討議。
- 司会
- 板倉史明 (東京国立近代美術館フィルムセンター研究員)
- パネリスト
- 大石和久(北海学園大学人文学部教授)
- 小川順子(中部大学人文学部准教授)
- 佐藤元状(慶應義塾大学法学部准教授)
- 休憩(15:30‐15:45)
- 講演(15:45‐17:30)
- 「喪の作業としてのバスケットボール ― 『グローリー・ロード』と『スペース・ジャム』における奴隷制度の痕跡」(15:45‐16:30)
川村亜樹(愛知大学准教授) - 「星降る夜の記憶 ― 宮崎駿『ハウルの動く城』解読」(16:30‐17:30)
大野 真(大妻女子大学文学部教授)
- 特別研究発表(17:35‐18:15)
- 「映画の美」
純丘曜彰(大阪芸術大学芸術学部教授)要旨
- 総会・事務局報告(18:15‐18:25) 松田英男(京都大学大学院教授)
- 閉会の辞(18:25) 山本佳樹(大阪大学大学院准教授)
- 懇親会(18:35‐20:25) 会場:福利センター4F食堂/会費:3,800円