第7回全国大会 (2011年)

  • 開催日:2011年12月3日(土)
  • 大会会場:京都大学大学院人間・環境学研究科棟地階大会議室  
  • 総合司会:田代 真(国士舘大学教授)
  • 開会の辞(9:45) 松田英男(京都大学大学院教授)
  • 研究発表(9:50‐12:20) 口頭発表各25分/質疑応答各10分
    • 第1セッション(9:50‐11:00) 司会:碓井みちこ(関東学院大学専任講師)
    1. 「ロビン・フッド映画 ― その研究史と映画史的位置づけ」(仮題)
      岡田尚文(慶應義塾大学他非常勤講師)要旨
    2. 「「白人」になる ― コロニアル・フェアリーテイルとしての『アリス・イン・ワンダーランド』」(仮題)
      新屋敷健(大阪大学他非常勤講師)要旨
    • 第2セッション(11:00‐12:20) 司会:佐野明子(桃山学院大学専任講師)
    1. 「ソヴィエト映画の出発点―帝政期ロシアにおける初期フランス映画と音の共鳴」
      大傍正規(早稲田大学演劇博物館GCOE研究助手)要旨
    2. 「日本映画史から忘却された石田民三監督の全貌解明」(仮題)
      佐藤圭一郎(京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程) 要旨
  • 昼食(12:20‐13:20)
  • 講演(13:20‐14:50)
    • 「Just Bare Bones and Spectacular Vampires(裸の骨と見世物のヴァンパイア)」(仮題)
      最近の問題作である韓国映画『コウモリ』(パク・チャヌク監督)と『黄海』(ナ・ホンジン監督)とを中心として、新自由主義的な世界化の時代、難民たちの量産と下部主体(Subaltern)の願望充足的な生成(wish-fulfilling becoming)が、ジェンダーと人種というプリズムを通して、そして肉体とヴァンパイアの形象化を通してどのように再現されているのかをめぐって考察してみたい。
    • 講演 キム・ソヨン(韓国総合芸術学校映像院教授)
      コメンテイター 佐野正人(東北大学大学院准教授)
  • 休憩(14:50‐14:55)
  • シンポジウム(14:55‐16:35)
    • ドイツ映画学シンポジウム「ヴァイマル共和国時代のドイツ映画」(仮題)
      • パネリスト各25分間のプレゼンテーションののち、パネリストとフロアとのあいだで25分間の討議
  • パネリスト
    • 山本佳樹(大阪大学大学院准教授)兼司会「ヴァイマル共和国における映画の地位 ― 〈映画論争〉をてがかりに」(仮題)
    • 山田知佳(日本大学文理学部人文科学研究所・研究員)「『メトロポリス』の評価の変遷に関する一考察」(仮題)
    • 田中雄次(熊本大学名誉教授)「『マブセ博士』シリーズとその時代」(仮題)
  • 休憩(16:35‐16:40)
  • 講演(16:40-17:15)
    • 「在阪放送局が映画を作る意味」
      影山貴彦(同志社女子大学教授)
  • 対談(17:15-18:35)
    • 「映画とアニメーションにおける表現の位相 ― 世界と人間の表現をめぐって」
      波多野哲朗(東京造形大学名誉教授)
      小出正志(東京造形大学教授)
  • 総会・事務局報告(18:35‐18:45) 松田英男(京都大学大学院教授)
  • 閉会の辞(18:45) 松田英男(京都大学大学院教授)
  • 懇親会(19:00‐20:50) 
    会場:レストラン「しらん」(芝蘭会館別館1F、東一条交差点南西、大会会場から徒歩5分)/会費:5000円  
    アクセス

なお学会経費節約のため、大会プログラムや大会会場の地図等はE-mailでお知らせするのみで郵送いたしませんので、御必要な学会情報はプリントアウトして当日御持参下さい。